『オカルティズムと現代』H26年度第2回の報告と次回第3回の開催日程7月13日(日)

『オカルティズムと現代』第2回の報告とこれからの開催日程について

6月15日(日)14:00~16:00 YCAM2F多目的室にて第2回を開催。
出席者5名(男2・女3)。欠席の事前連絡 2名。
初めての出席者2名(共に女性)を得て各自簡単な自己紹介。
お二人とも広告に載った「街なか大学」の記事を見て来られたとのこと。
科目名変更によって関心を持たれる方が拡大したと判断。
2011年10月の科目開設から今日までの経過報告と使用テキストの紹介。
以降、自由発言とそれに関わるシュタイナーの言説などに言及。
1時間経過した頃、新規参会者のお一人が「場違いなところに来ました。」と退出。
その場で生じた座の質に応じての辞去であり、個人の内的反応に口出しすることはできない。
できるだけ自由な私人の集まりでありたいという(学級委員の)基本姿勢もあって、会は固定的な形を持っておらず、その場の質に違和を感じるのはその人個人の問題である。
これまでの運営から察するに、何か固定的な主義主張をお持ちの方・教えたがりの方・矜持をお持ちの方などは(野放図な自由発言に対して)概ね反発を抱いて抜けられるようである。
予め想い描いた会を求めて来られる方々は落胆されるだろうが、その責を会に帰すことはできない。
因みに「他者において目覚める」というモットーの一文は、
傾聴することで内部に生じてくる共感・反感を対象化・同化することをも含んでいる。
それに耐えられる、あるいはそれを楽しむことのできる参会者は自ずから限られるが致し方ない。
【文責:学級委員 岡田隆】これからの開催日程
第3回
 7月13日(日)14:00~16:00 YCAM2F多目的室
  テキスト『シュタイナーの死者の書』(ちくま学芸文庫)
  第一部「人間の生と死ならびに魂の不死について霊学は何を語るのか」
第4回
 8月24日(日)14:00~16:00 YCAM2F多目的室
  テキスト『シュタイナーの死者の書』(ちくま学芸文庫)
  第一部(二つの公開講演)全体

『オカルティズムと現代』H26年度第1回の報告と次回第2回の開催日程6月15日(日)

『オカルティズムと現代』第1回の報告と次回開催日程について

5月11日(日)14:00~16:30 YCAM2F
多目的室にて第1回を開催。
出席者4名(男3・女1)。
新年度継続決定の報告。
基礎テキスト『シュタイナーの死者の書』(ちくま学芸文庫)を概説。
二つの公開講義と非公開の六講を一年かけて読んでいく予定。
毎回1講義を課題に取り上げるがテキストにとどまらず自由発言を中心に進める。
初めてシュタイナーを読むという新規参会者から「オカルト」の意味について質問あり;
(回答)現今の「ホラー・オカルト」となると胡散臭くなるが隠された叡智」という本来の意味を強調したい。
空海や出口王仁三郎が日本の大オカルティスであるという観点を持てば理解しやすいかもしれない、など。
花粉症に用いられる人智学系医薬「ゲンチュード」について入手方法など質疑あり。
整体師(A氏)の多方面にわたるお話を受けて、シュタイナーによって野口整体をより深く理解できるという可能性を実感。逆もまた然りであるが、それは同時にヨーロッパと日本の心性(霊性)の相違・照応を自覚することにもなるだろう。
【文責:学級委員 岡田隆】
 
次回開催日程
第2回
 6月15日(日)14:00~16:00 YCAM2F多目的室
  テキスト『シュタイナーの死者の書』(ちくま学芸文庫)
  第一部「霊学の課題と目標」

『オカルティズムと現代』第12回の報告と次回H26年度第1回の開催日程5月11日(日)

『オカルティズムと現代』第12回の報告と新年度の開催日程について

4月20日(日)14:00~16:00 YCAM2F
多目的室にて第12回を開催。
出席者4名(男2・女2)。
新年度も継続する旨の報告。
基礎テキストとして『シュタイナーの死者の書』(ちくま学芸文庫)を選定。
Aさんが持って来られた『ルト゛ルフ・シュタイナー 遺された黒板絵』(筑摩書房)を資料に発言。
そのほか自由発言から;
(A氏から)『アントロポゾフィー医学の本質』の訳語に関わり、
「科学的方法」また「現代医学の原理」とはどういうことか?~討議。
(Kさんから)西田幾多郎の旧居で持たれている集まりについての話、
関連して「純粋経験」という西田のキーワードについて展開。
河西善治著『京都学派の誕生とシュタイナー』(論創社 2004年)によれば、
シュタイナーの『自由の哲学』から採られたのではないかという疑義を提示。
大地(鉱物)・植物・動物の生きている叡智と傲慢な人間の在り方について、
具体的且つ経験的な述懐が全員から示される。
【文責:学級委員 岡田隆】
 
H26年度
第1回
 5月11日(日)14:00~16:00 YCAM2F多目的室
  自由討議・テキスト『シュタイナーの死者の書』(ちくま学芸文庫)概説
第2回
 6月15日(日)14:00~16:00 YCAM2F多目的室
  自由討議・テキスト『シュタイナーの死者の書』(ちくま学芸文庫)

『オカルティズムと現代』第11回の報告と次回第12回(最終回)の開催日程4月20日(日)

『オカルティズムと現代』第11回の報告と次回の開催日程につい

3月16日(日)14:00~16:00 YCAM2F
多目的室にて第11回を開催。
出席者3名(男2・女1)。(欠席連絡1名)
テキスト『オカルト生理学』読了。
『アントロポゾフィー医学の本質』(水声社)を副読本として自由討議;
健康と病気の間に明確な線を引くことはできるか?
常に円(あるいは∞)運動のように変化し続ける生命の本質を言語化することの困難。
シュタイナーの著作に見る言語化の試みがどのように翻訳されうるか?
例えば、『神智学』の中で「Doppelgaenger」は「生き霊」と訳されているが、
日本語の「分身」との相違を正しく読み取ることができるかどうか、など。
【文責:学級委員 岡田隆】
 
最終回(第12回)
 4月20日(日)14:00~16:00 YCAM2F多目的室
  自由討議~テキスト『オカルト生理学』全体
  次年度のテキスト選定

『オカルティズムと現代』第10回の報告と次回第11回(後期5回)の開催日程3月16日(日)

『オカルティズムと現代』第10回の報告と次回以降の開催日程について

2月16日(日)14:00~16:00 YCAM2F
多目的室にて第10回を開催。
出席者3名(男2・女1)。(欠席連絡1名)
前回紹介できなかった『シュタイナー医学原論』(平凡社)を持参。
『アントロポゾフィー医学の本質』(水声社)を読まれた整体師Aさんから、
かなり深い問題提起を受けての自由討議。
例えば、仮に「どうして私はここにいるのか?」と問いかけたとして、
その(言語以前の)言語化できない「人間の本質」に関わる体験について、
シュタイナーの著作からどれだけ、あるいはどのようにしたら、
当該の体験内容を読み取ることができるか?
(宇宙創世から輪廻転生までを含めて)現在の人間の本質と、
個人的体験が重なるところにシュタイナーを読むことの不可避を実感。
【文責:学級委員 岡田隆】
 
次回第11回
 3月16日(日)14:00~16:00 YCAM2F多目的室
  自由討議~テキスト『オカルト生理学』第8講(最終講)
最終回(第12回)
 4月20日(日)14:00~16:00 YCAM2F多目的室
  自由討議~テキスト『オカルト生理学』全体
  次年度のテキスト選定

『オカルティズムと現代』第9回の報告と次回第10回(後期4回)の開催日程2月16日(日)

『オカルティズムと現代』第9回の報告と次回の開催日程について

1月26日(日)14:00~16:00 YCAM2F多目的室にて第9回を開催。
出席者3名(男2・女1)。
整体師Aさんの求めによりシュタイナーの医学関連書を持参;
『アントロポゾフィー医学の本質』(水声社)
『シュタイナー〈からだの不思議〉を語る』(イザラ書房)
『健康と食事』『病気と治療』(共にイザラ書房)
『人智学から見た家庭の医学』(風濤社)
『健康と病気について』(ホメオパシー出版)
参会者の個人的な出来事(事件/体験)を傾聴する中で、
背後に隠されている高次の存在(配意)を感知できるかどうか…、
それは、知ることではなく生きることしかできない、など。
変性症に観る冷感と硬化は一体何なのか、というAさんの提言から、
第6講の頭骨に関わる考察に言及:
「前世での自我が現世での頭骨形式を規定している」
⇒ 近頃の若者たちの美しい頭蓋骨とその脳は一体どういうことなのか?
外から与えられた像を食うばかりのコミック脳と内部の想像力との相関関係は?
所謂「劇画」と百万千万単位で売れている「コミック」との違いは?
何にも制限されることなく自由に発言できる場があることへの賛同を受け、
少人数ながらも本研究会の存続意義を確認。
【文責:学級委員 岡田隆】

次回第10回
 2月16日(日)14:00~16:00 YCAM2F多目的室
  自由討議~テキスト『オカルト生理学』第7講

 

『オカルティズムと現代』第8回の報告と次回第9回(後期3回)の開催日程1月26日(日)

『オカルティズムと現代』第8回の報告と次回の開催日程について

12月22日(日)14:00~16:00 YCAM2F
多目的室にて第8回を開催。
出席者4名(男3・女1)。
整体師Aさんのお話から開始。
「治療」ということの意味と(稼業として)暮らすことの不協和、
調和と不調和(宇宙と混沌)の交替が生命の実相ではないか、
など、ひっくるめてテキスト最終節への言及あり。
参会者のお一人が保江邦夫さんの著作(3冊)と『アナスタシア』を紹介される。
若い参会者から(現代日本における)お金と暮らしの在り方について意見開陳、
それを受けて各員がそれぞれの立場から回答;
例えば、家を持つということ・土地所有についてなど、
この百年間で到った意識されざる日本の推移、
それが今も生きていることの危機感などなど。
【文責:学級委員 岡田隆】
 
2014年の開催日程
第9回
 1月26日(日)14:00~16:00 YCAM2F多目的室
  自由討議~テキスト『オカルト生理学』第6講
第10回
 2月16日(日)14:00~16:00 YCAM2F多目的室
  自由討議~テキスト『オカルト生理学』第7講

『オカルティズムと現代』第7回の報告と次回第8回(後期2回)の開催日程12月22日(日)

『オカルティズムと現代』第7回の報告と次回開催日程について
11月10日(日)14:00~16:30 YCAM2F多目的室にて第7回を開催。
出席者4名(男2・女2)。
内臓と惑星との相関について内観された整体師Aさんのお話。
テキスト第4講に語られているマクロコスモスとミクロコスモスの照応、
即ち、心臓(太陽)肺(水星)腎臓(金星)脾臓(土星)肝臓(木星)胆汁(火星)。
シュタイナーの「内界への沈潜」による宇宙体験と野口整体との照応。
以下、自由発言の中で言及された事項;
武器輸出三原則ほか軍事関連法規等の改正から見えてくる危うい情勢、
自衛隊を米国軍の一師団と化す集団的自衛権の行き着く先、
などなど、どこから見ても現代日本の遣り切れなさに逢着。
オリンピックまでは持つとして、その後に待ち構えている暗転。
公然たるフリーメーソンの企みと変遷・保江邦夫さんについて、ほか。
【文責:学級委員 岡田隆】
次回の開催日程
第8回
 12月22日(日)14:00~16:00 YCAM2F多目的室
  自由討議~テキスト『オカルト生理学』第5講

『オカルティズムと現代』第6回の報告と次回第7回(後期初回)の開催日程11月10日(日)

『オカルティズムと現代』第6回の報告と後期の開催日程について

10月6日(日)14:00~16:00 YCAM2F
多目的室にて第6回を開催。
出席者3名(男2・女1)事前欠席届1名。
後期も継続するかどうか、参会者に意見照会。
欠席者との事前通話も含めて、全員の方が継続を希望。
よって、年度当初の事業計画どおりに来春までの開講を決定。
「街なか大学」という傘の下での科目開設でありながら、
参会者少人数の現況に会の存続の根拠を見出せず、
(学級委員としての立場から)照会した次第である。
その後は自由討議、整体師A氏のお話に耳を傾ける。
テキストを読むまでは「脾臓」のことを気にかけていなかった、など、
東洋の肉体性と西欧における言語化について話題が拡がる。
以下、話題となった項目を列記:
堕胎と乳癌との相関性・性と政に関わる見えざる構造・
志賀直哉が体現していた男性原理と所謂女性性(女権・母系)との
歴史的あるいは内的な対立について、などなど。
【文責:学級委員 岡田隆】
 
後期の開催日程
第7回(後期初回)
 11月10日(日)14:00~16:00 YCAM2F多目的室
  自由討議~テキスト『オカルト生理学』第4講
第8回
 12月22日(日)14:00~16:00 YCAM2F多目的室
  自由討議~テキスト『オカルト生理学』第5講

『オカルティズムと現代』第5回の報告と次回第6回(前期最終回)の開催日程10月6日(日)

『オカルティズムと現代』第5回の報告と次回の開催日程について

9月15日(日)14:00~16:00 YCAM2F
創作・学習室にて第5回を開催。
電話ほか、3件の欠席届を事前に受理。
休会を考えたが、シラバスや広報による新規出席者に備えて開催。
結果は出席者1名(学級委員のみ)。
テキスト原書の朗読で2時間を過ごした。
会場の空き状況に応じての日取り調整なので、
「毎月第○日曜」のように固定できないこともあり、
今月は選択の余地なく三連休の中日となったことが災いしたか?
あるいは科目名変更したところで、元々が求められていない講座なのか?
「IDOM」の趣旨からすれば集客活動はお門違いである。
よって、継続の義務もなければ前期だけで終了することも可であろう。
次回(前期最終回)の開催は既に決定しており、
協議可能なら後期継続の可否を決定する。
【文責:学級委員 岡田隆】
 
第6回(前期最終回)
 10月6日(日)14:00~16:00 YCAM2F創作・学習室
 テキスト『オカルト生理学』第1~3講。