『オカルティズムと現代』H26年度第10回の報告と次回の開催日程平成27年3月29日(日)

『オカルティズムと現代』第10回の報告と以降の開催日程について
2月8日(日)14:00~16:00 YCAM2F多目的室にて第10回を開催。出席者6名。
合気道(大東流)に通じた初めての参会者によって一見の活況を呈す。
話題となった人物と事項:
ブラヴァツキー・足立育郎・内海聡(敬称略)ほか
黄金比と白銀比・フリーメーソン・整体における機.間.度 etc.
以下、テキスト『死者の書』第五講からの任意引用(適宜要約あり);
〔死から新しい誕生までの諸経過〕
・意識内容となっていた大宇宙が、まるでひとつの星となったように縮小して現れる(この星の中から「光り輝く宇宙叡智」が拡がり始める→「思い出のタブロー」「前世の記憶図))
・その成分がすべて意志から成り立っている星がお前の身体だったのだ
(叡智の光の輝き=エーテル体の活動運動)
・死によって霊界に持ち込んだ生の果実が時の未来の中(将来到達すべき地点)へ消えてしまう
・私たちの最も内なる地上存在が私たちの外にあることを体験する(死後の意識の目覚め)
・生前の記憶力の転化(新しい魂の力の発達―霊的記憶力)
・記憶内容のすべては生き物となって現われそこに存在する(どの思考内容も四大霊なのです)
・死の瞬間に外へ産み出したものを自分で見るのです(vgl.乳児の体験)
・意志と感情は死後もなお肉体に結びついたときのまま存在している(執着の本質)
(欲望を克服するのに数十年を要するー地上生活の再体験)
・「感情の思い出」により前世との生きた関連を手に入れる
・新しい意志と感情の発達(意志の流れの中で感情が還流する)
・内なる魂の光(魂の創造力)が霊界を照らし出す(創造的な霊的照明力)
(生前に関係のあったすべての魂と再会する)
・霊的社交と霊的孤独の交替(死後の生活の前半生)→「宇宙の真夜中」
・外界を再び持ちたいという強い「憧れ」(新しい外界=転生の諸相)
・自我の存続→「聖霊」によって宇宙の真夜中に目覚める
【文責:学級委員 岡田隆】

以降の開催予定日
第11回 3月29日(日)14:00~16:00 YCAM2F多目的室
 テキスト『シュタイナーの死者の書』(ちくま学芸文庫)第二部 第六講
第12回 4月19日(日)14:00~16:00 YCAM2F多目的室
 テキスト『シュタイナーの死者の書』(ちくま学芸文庫)全体