『オカルティズムと現代』
第9回の報告と次回の開催日程について
1月11日(日)14:00~16:30 YCAM2F多目的室にて第9回を開催。出席者5名。
高橋巌さんの講演を聞かれた方からその概要紹介を受ける(昨年末「世直し」を鍵語に催された講演会とのこと)。
氏の人生上の転換点とそこからの展開に関わり、音楽喫茶・大本教・岡田茂吉・三島由紀夫ほか具体的に言及される。
併せて氏の講演記録を基に著された『岡田茂吉における宗教と芸術』(1984年)も回覧。
関連して、神道とその奥深さについて(山口近在の霊的地勢なども交えて)自由発言。
以下、テキスト『死者の書』第四講の本文からの一部抜粋;
・霊界における人間に叡智が欠けることはないのです。
・叡智に手を加えて生命力に変えるのです(生命形成力と再受肉)。
・唯物論者は霊の中で窒息させられるか溺れ死んでしまう他はないのです。
・よき事柄(例えば誠実さ)によって苦しめられること~、それが霊界のひとつの特徴なのです。
・霊学を魂に作用させる人は、無意識の生活衝動に変化が生じるのに気がつくでしょう(カルマとの関連)。
・霊的な事象が私たちに問いかけてくるのです(問いのモチーフ)。
・(霊界において)大切なのは、~、認識力を生命力に変えることなのです。
・(霊界においては)感情的な在り方をしている意志の育成が大切なのです。
・自然ならびに自然形姿は霊的創造力の終点である(エーティンガー)。
・この世とあの世とは原因と結果のように、相互に関連し合っているのです。
・結果は原因からの自由な行為として生じるのです。
・キリストは自由なる創造行為として「父なる神」の子となったのです。
・霊界において大切なのは、この叡智から現実を創り出そうとする衝動を持つことです(叡智からの自由な創造行為)。
【文責:学級委員 岡田隆】
次回開催日
第10回 2月8日(日)14:00~16:00 YCAM2F多目的室
テキスト『シュタイナーの死者の書』(ちくま学芸文庫)第二部 第五講