『オカルティズムと現代』第5回の報告と次回第6回(前期最終回)の開催日程10月6日(日)
9月15日(日)14:00~16:00 YCAM2F創作・学習室にて第5回を開催。
タブレットPC実践活用講座 平成25年度第3回の開催日程が決まりましたので、ご案内いたします。
皆様のご参加をお待ちしています。
10月26日(土) 14:00~16:00
会 場 山口ふるさと伝承総合センター
駐車場 有り
参加料 無料
住 所:山口市下竪小路12番地
やまぐち街なか大学 IDOM
まちの未来・イメージ工房
―平成25年度前期第4回ゼミの御案内―次回のゼミ開催日程が決まりましたので、ご案内いたします。皆様のご参加をお待ちしています。
9月28日(土) 14:00~15:30
コーディネーター 前田哲男氏(山口県立大学教授)
テーマ:衰退した商店街を再生した町
会 場 小郡地域交流センター1階 実習室
住所:山口市小郡下郷609番地1
駐車場 有り
参加料 無料
【お問合せ先】 イメージ工房学級委員
山口市嘉川4503 棟久和成
TEL 090-7130-6213
E-Mail iria@c-able.ne.jp
やまぐち街なか大学 平成25年度(前期)
1 日時及び場所
平成25年9月28日(土) 14:00~15:30 小郡地域交流センター・実習室
2 開催テーマ 衰退した商店街を再生した町
3 内 容
本日は、ケース④で取り上げられている大分県豊後高田市について、前田先生から要約した資料によりお話がありました。豊後高田市は国東半島の北側の小都市で、古くから海路交通により関西方面との交流が盛んで、戦後から1960年代までは、大手企業の支店・支社が立地する国東半島の経済的な中心地として繁栄していました。しかし、高度成長期にモーターリゼーションが進むと、大分観光の拠点である別府や湯布院の反対側に位置し、観光ルートからはずれた豊後高田の商店街は徐々にお客さんを失っていきました。
豊後高田商店街は、最初は国のメニューにしたがって活性化のための活動をしてきましたが上手くいきませんでした。そして最後の最後に地元の人がたどり着いたのは、自分たちが一番元気だった頃に戻ろうという原点回帰の発想です。こうして進み始めたのが「豊後高田昭和の町」です。昭和の町は、①建築再生、②歴史再生と商品再生、③商人再生から成り立っています。特に「昭和30年代」という時代設定が巧みで、現在進行形の歴史村というのがコンセプトです。そして、最初は恐る恐る始めた昭和の町も、街並みが充実していき、観光客ゼロの商店街が、わずか数年で観光客20万人を数える人気商店街となりました。
ゼミの中では、商店街支援のための税金投入について議論しました。昭和の町を最初に仕掛けた人は、「補助金頼みのアイディアは補助金を出してくれる人を向いていて、肝心の商店街に来てほしいお客さんのことをあまり考えていなかった。」と反省しています。豊後高田の成功の秘訣は、自分達の地域の魅力を自分達が見つけて団結したことにあるようです。また、最初から商店街全体の合意をとろうとしなかったことは賢明です。総意を得るのは不可能でも、一部の賛成者を見つけ出すのは難しくありません。そして、賛成した人たちと先に進めればよいだけです。このことは商店街に限らず、地域づくり全般にいえることだと思います。
◎本日のゼミで学んだこと}
全員合意ではなく、賛成してくれる人から進める。
山口盆地考2013平成25年度後期第1回
「講演会と複合イヴェントについての研究会」
平成25年12月1日(日)17:00~18:30
会 場 山口情報芸術センター2F多目的室
駐車場 有り
参加料 無料
住 所 山口市中園町7-7
Wi-Fiやまぐち街なか探検隊 平成25年度前期第5回の開催日程が決まりましたので、ご案内いたします。
皆様のご参加をお待ちしています。
10月5日(土) 14:00~16:00
会 場
駐車場
参加料 500円
住 所
家族学ゼミ平成25年度前期第4回の開催日程が決まりましたので、ご案内いたします。
皆様のご参加をお待ちしています。
9月28日(土) 14:00~16:30
テーマ:家族とは何? どんな役割がある?
会 場
駐車場 有り
参加料 無料
住 所:〒753-0816
山口県山口市吉敷佐畑1丁目4-1
タブレットPC実践活用講座 平成25年度第2回の開催日程が決まりましたので、ご案内いたします。
皆様のご参加をお待ちしています。
9月14日(土) 14:00~16:00
会 場 山口ふるさと伝承総合センター
駐車場 有り
参加料 無料
住 所:山口市下竪小路12番地
人物から見る中国現代史第5回の開催日程が決まりましたので、ご案内いたします。
皆様のご参加をお待ちしています。
9月15日(日)13:00~14:30
テーマ:講座の進展、受講者の希望により決定していく予定
会 場 山口市米屋町3-23 三好屋ビル3F
参加料 500円
平成25年度前期第3回ゼミの御案内次回のゼミ開催日程が決まりましたので、ご案内いたします。
皆様のご参加をお待ちしています。
8月24日(土) 14:00~15:30
コーディネーター 前田哲男氏(山口県立大学教授)
テーマ:歴史の流れに逆らおうとした町
会 場 小郡地域交流センター1階 実習室
住 所:山口市小郡下郷609番地1
駐車場 有り
参加料 無料
【お問合せ先】
イメージ工房学級委員 棟久和成
TEL 090-7130-6213
E-Mail iria@c-able.ne.jp
やまぐち街なか大学 平成25年度(前期)
1 日時及び場所
平成25年8月24日(土) 14:00~15:30 小郡地域交流センター・実習室
2 開催テーマ 歴史の流れに逆らおうとした町
3 内 容
本日は、ケース③で取り上げられている北海道夕張市と占冠村について、前田先生から要約した資料によりお話がありました。夕張市はかつて石炭、今はメロンが有名ですが、夕張を一番有名にしたのは財政破綻した自治体であるという点です。また、占冠村は夕張市の東側に隣接し、かつてリゾート開発の成功事例として称賛された村です。
夕張市のコーホート図(2000~05、05~10)は、中学、高校卒業を機に一気に若者が出ていって、ほとんど戻ってこないうえに、それ以外の流入もない状況を示します。また、財政再建団体に指定された07年以前も、すでにかなりの人口減少があったことがわかります。
夕張市の住宅、水道、下水道、病院などは、石炭会社が作ったものです。民間企業の活力によって栄えた町は、その民間企業の撤退によって衰退を余儀なくされますが、夕張市は、産業の反映が前提になっていた公共施設を市が引き受けました。さらに、閉山した炭鉱跡地にレジャー施設をオープンさせました。けれども石炭産業に代わるほど観光産業が伸びていないなか、人口減少と従来水準の公共サービスの維持を両立させるのは無理な話です。著者は、栄華をふたたび夢みるという無理な背伸びをせず、破綻しそうになる前に思い切った措置を講じることの必要性を主張しています。
また占冠村は、全国自治体人口一人当たり公共施設延床面積ランキングで1位になりました。それは、日本で有数のアルファリゾート・トマムが自己破産したときに、村が事業の存続を目指して施設を引き受けたことが全国最大の保有面積になった理由です。著者は、いずれ廃墟にせざるを得ないかもしれない施設のためにお金を使うことよりも、早めに施設に見切りをつけることを促しています。
ゼミの中では、これまで当ゼミで何度も議論してきた「街の美しい縮め方」のことが話題になりました。今では全国の多くの地方都市が超高齢・人口減少社会に突入したところであり、今後は夕張市のように「移転集住」や「市街地形態の再編」が行われる地域があちこちにでてくるでしょう。しかし、いくら移転集住を進めたとしても現状の住民が場所を変えて1年に一歳ずつ歳を取っていくにすぎない訳ですから、若者を増やしていく政策がなければ同じことの繰り返しになってしまいます。地域を存続させていくには、小さくても地域の資源を生かし、時代の流れに合う産業を育てることが欠かせません。
◎本日のゼミで学んだこと
民から官は、延命措置にしか過ぎない。