まちの未来・イメージ工房 平成30年度第6回平成31年1月12日(土)

まちの未来・イメージ工房
―平成30年度第6回ゼミの御案内―
平成31年1月12日(土) 14:00~15:30
コーディネーター 前田哲男氏(山口県立大学教授)
テーマ :「処方箋:脱・東京一極集中」

会 場 嘉川地域交流センター
    (住所:山口市嘉川4651−1
駐車場 有り
参加料 無料
【お問合せ先】 イメージ工房学級委員 棟久
TEL 090-7130-6213  E-Mail iria@c-able.ne.jp

講座内容
 今期は河合雅司著『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』(講談社現代新書)をテキストとして、山口の未来を考えています。
 本日のテーマは「脱・東京一極集中」でした。この中に出てくる著者の示す下記の2つの処方箋の中身について前田先生から紹介があり、これをもとに参加者相互で様々な意見交換を行いました。
 ⑧ 中高年の地方移住推進
 ⑨ セカンド市民制度を創設

参加者からの感想や、科目実施を通して学んだこと
 これからの日本社会は、高齢者の中でも75歳以上の人口が65~74歳人口を上回る「高齢者の高齢化」が進んでいく社会となります。やがてやってくるのが「多死社会」であり、高度経済成長期に団塊の世代を中心とした人口集中が進んだ東京では、深刻な火葬場不足なども発生します。本日のゼミでは日本版CCRC普及による中高年の地方移住を中心にディスカッションしました。高齢化社会→人口減少社会→一人暮らし社会→多死社会といった時代の流れの中で、私達国民一人ひとりがどういう老後を選ぶかを問われてくると思われます。
 参加者からは、具体事例を基に考えていくので深みのある意見交換ができたといった感想や、このゼミで話をすることによって新聞では見過ごしていたことを捉えなおせるよい機会となっているという意見がありました。