まちの未来・イメージ工房 平成30年度第4回平成30年10月13日(土)開催

まちの未来・イメージ工房
―平成30年度第4回ゼミの御案内―
平成30年10月13日(土) 14:00~15:30
コーディネーター 前田哲男氏(山口県立大学教授)
テーマ :「処方箋 : 戦略的に縮む」

会 場 小郡地域交流センター  2階視聴覚室
    (住所:山口市小郡下郷609番地1)
駐車場 有り
参加料 無料
【お問合せ先】 イメージ工房学級委員 棟久
TEL 090-7130-6213  E-Mail iria@c-able.ne.jp

講座内容
 今期は河合雅司著『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』(講談社現代新書)をテキストとして、山口の未来を考えています。
 前回ゼミまでで第1部「人口減少カレンダー」を終えたので、今回から第2部「日本を救う10の処方箋-次世代のために今取り組むこと」の章に入りました。
 本日のテーマは「戦略的に縮む」でした。この中に出てくる著者の示した下記の5つの処方箋の中身について前田先生から紹介があり、これをもとに参加者相互で様々な意見交換を行いました。
 ①「高齢者」を削減
 ② 24時間社会からの脱却
 ③ 非居住エリアを明確化
 ④ 都道府県を飛び地合併
 ⑤ 国際分業の徹底

参加者からの感想や、科目実施を通して学んだこと
 今私たちは人口減少社会のひずみの中に生きています。このまま現役世代の人口減少が進むとこれまで享受できていた社会保障や社会インフラを持続できなくなる恐れがあります。そのため非効率なことを止めて様々な面で効率化を図らなくてはなりません。しかし、急激な変化は様々な反作用を伴ないますので、変化を個人が選べるようにすることが求められるようです。
 参加者からは、一人ひとり考え方が違い、色んな意見が聞けて楽しかったという感想が多数ありました。また、凝り固まった頭が柔らかくなったといった感想や、これまで自分の中で漠然と思っていたことを様々な角度から捉え直していけて有意義だったといった意見もありました。