まちの未来・イメージ工房 平成28年度第6回ゼミの御案内平成29年1月29日(日)開催

やまぐち街なか大学 IDOM
まちの未来・イメージ工房
―平成28年度第6回ゼミの御案内―
平成29年1月29日(日) 14:00~15:30開催
コーディネーター 前田哲男氏(山口県立大学教授)
テーマ :「広域経済圏となる「里海」」
会 場 小郡地域交流センター 1階 実習室
    (住所:山口市小郡下郷609番地1)
駐車場 有り
参加料 無料
【お問合せ先】 イメージ工房学級委員 棟久
TEL 090-7130-6213  E-Mail iria@c-able.ne.jp

まちの未来・イメージ工房(第6回) 開催記録メモ
1 日時及び場所
平成29年1月29日(日) 14:00~15:30  小郡地域交流センター・実習室
2 開催テーマ  広域経済圏となる「里海」
3 内 容
本日のゼミでは、本書の第5章「広域経済圏となる里海」の部分を要約した資料等により前田先生からお話がありました。
 里山と里海がどんどん合体し始めています。弓削島の村上律子さんは「里山」の人達と繋がり、中国山地の山あいにある神石高原町という町と物々交換を始めました。まず瀬戸内の海水をアマモと一緒に煮て作った「藻塩」を里山へ送ります。里山の人達はその塩と採れたての野菜で「漬物」を作ります。すると今度は里海の人達が… というように無限の連鎖が続いていきます。綿花の復活に取り組む新里カオリさんは、別の山里と繋がりました。群言堂などのブランドで素材にこだわった服を提案する会社、島根県大田市の「石見銀山生活文化研究所」です。新里さんは、ここに分厚い手ざわりの尾道・向島の帆布を届けます。するとその布が現代の最先端をいくファッションになります。
 また、東京から毎年何度も通って里山・里海暮らしを「年間生活の一部」にしている人達がいます。NPO法人田舎時間のサラリーマン達です。2002年の夏、山形・上山の農家と都会人が繋がったところから、里山通いは始まりました。基本は1回、1泊2日。3月には山菜とり、6月はさくらんぼ、7月はブドウ、10月はラ・フランスで11月はリンゴと、「果樹王国」の年間ラインナップは豪華そのもの。知り合いの知り合いが入れ替わり参加して繋がりを深めていっています。
 ゼミの中では、様々な繋がり方について意見交換しました。どこかに移住したり、知らない土地に住居を構えるのは、とても心理的なハードルが高く勇気が必要です。しかし、NPO法人田舎時間のサラリーマン達のように、その地域に通うことが年間生活の一部となるような「関係人口」になるのであれば、そこまでハードルは高くありません。
 その場合、どこの地域と関係を結ぶかが重要になっていくわけですが、地域の名前を出した時に、パッと誰かの顔が思い浮かぶかどうかがとても大きいと思います。「あそこにいけばあの人がいる」って場所になることが大きな意味をも持ちます。地方創生に欠かせない関係づくりは、お金や物などではなく、やはり人と人で繋がっていくのではないでしょうか。
◎本日のゼミで学んだこと
人の奪い合いではなく「関係人口」をどれだけつくるか。

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